FROM 佐藤マリオ
 
    こんにちは、
     
    今日のテーマは『あなたの成功を阻む思考パターン』についてです。
     
    不登校や引きこもりからの立ち直りにはそれぞれの家族の幾つものストーリーがあります。
     
     
    ある時その中で、立ち直る場合とそうでない場合にはいくつかのポイントがあることに気づきました。
     
     
    そのポイントを押さえながら、サポートしていくと立ち直る確率が格段に上がることがわかっています。
     
     
    もちろんそれぞれの家族の事情も違えば、環境、条件も異なりますので100%とはいかないまでも、立ち直るきっかけになることは間違いありません。
     
     
     
    そこで今日はそういった成否を分ける天下分け目のポイントについてシェアさせて頂こうと思っています。
     
     
     
    その前に、みなさんはダイエットの経験はあるでしょうか?!
     
    私も健康のために何度かダイエット、食事制限に挑戦した経験があります。そのうち何度かは成功し、何度かは挫折しました。
     
    いま巷で流行っているのは、ラ◯ザップや低糖◯ダイエットですが、これもみんながみんな成功しているわけではないと思います。特段に成功した人をCMに起用しているのだと思います。
     
    おそらく、予想ですが8割の人はうまくいっていないのでは?!と思います。裏付けあるわけではないので、この辺にしますが、ここで大切なのはうまくいっている2割の人とそうでない8割の人の違いを生んでいる違いについて考える必要があるということなんです。
     
    つまり、なぜ2割の人はうまくいって、8割の人は挫折してしまうのか?!ということです。
     
     
     
    その違いを生む要因はいくつかあると思います。
    生活環境要因や個人の性格、食生活、習慣など挙げればいくらでも出てきそうですが、うまくかない人の特徴としては言い訳、屁理屈などがあると思います。
     
    「忙しかったから、、、」「今日は特別」「だって我慢できなかったんだもん」「明日からちゃんとやる」「1個だけなら、、、半分だけなら、、、」などなど。。。
    つまりは、『先延ばし思考』というやつです。
     
     
     
    やり始めた時は気合も十分で、やる気満々で出だしは好調なのですが、人間の食欲はとめどないもので、おいしそうなものがあれば食べたくなり、ついつい手が伸びてしまいます。
     
    この悪循環を断つために自己管理能力が問われるわけですが、これは並大抵のものではなかったりします。なんせ食欲は人間が生命を維持するために得た欲の一つですから。それを我慢することはたやすいことではないでしょう。
     
     
     
     
    ダイエットのためにストレッチや有酸素運動を取り入れている方もいらっしゃると思います。
     
    こちらもわざわざ時間を取らなければならなかったり、仕事や家事で疲れているのにシンドイことをやらなければならないのは辛いものです。
     
    毎日欠かさず、ストレッチをしたり、何年も運動を続けている人の話を伺うと、共通する考え方があることがわかります。
     
    それは、「気持ちがいい」「楽しい」など、、、
     
    んっ?!、、、ちょっと待って!!
     
     
     
     
    苦しい運動をすることが楽しい?気持ちがいい?っていったいどういうこと?
     
    そう思いますよね。
     
    ここが成功する人の考え方のポイントになります。
    「気持ちがいい」や「楽しい」から続けられるのです。
    チャンチャン!
     
    、、、で話が終わってしまったら、単なる精神論になってしまいます。
     
     
     
     
     
    実はそうではなくて、
     
    では、なぜ彼らは辛い苦しい運動を「気持ちがいい」「楽しい」と思えるようになったのでしょうか?ということなんです。
     
     
    はじめは苦しかったはずなのです。
    それはそれほど人によって違いがあるとは思えません。
     
     
    ずっと運動をしていなかったせいで太ってしまったわけですから、はじめはシンドかったはずなんです。
     
     
     
    では『なぜ彼らは続けることができているのでしょう?』という疑問が湧いてきますよね。
     
     
    聞いてみると、苦しい中にちょっとだけ、ほんのちょっとだけ「うれしいこと」や「面白いこと」を見つけるのだそうです。
     
     
    例えば、汗をかいている自分がかっこよく見えたりとか、体を動かした後の爽快感を味わっている時、気持ちよく感じたとか、お腹の脂肪が少しだけ減ったような気がしたことがうれしかったとか、ほんの些細なこと、ほんの些細なうれしいことや楽しい、気持ちがいいと感じることをクローズアップして喜びを感じるようにすると、自分でも嬉しくなったり、楽しくなってくるんだそうです。
     
     
     
    ほんのちょっとの変化。ほんのちょっとの喜び。これを少しづつ大きく育てていくことが続けていくコツなのだそうです。
     
    そんな些細なハッピーを見つけることが結果として大きな違いを生むなんて面白いですよね。
     
     
     
     
    さて不登校、ひきこもりさんの立ち直りの話に戻りますが、、、
     
    不登校、ひきこもりという状態を悪いことと捉えてしまうと、お先真っ暗で何もいいことがないように自分たちを追い込んでしまいがちなのですが、立ち直ることを目的として、そのことに取り組むにあたり、短期間で立ち直りをサポートするためには、まず現状を受け入れた上で、ほんのちょっとの変化、ほんのちょっとの成長に対して、こんなことと吐き捨てたりせず、ほんのちょっとの変化の兆しに光を当て、クローズアップし、大切に育んでいくことが結果として立ち直るスピードを劇的にアップさせるのです。
     
     
    うまくいかないほとんどの場合、成果を急ぎすぎ、大人のペースで無理やり何かをやらせようとしてしまうことです。無理矢理登校させようとしたり、なにか大人の魂胆(こんたん)がみえると子供達は瞬間的に察知します。
     
     
    本人の心の状態を無視してしまうことで、ますます状態を悪化させてしまっている大きな原因となっています。
     
     
    私たちのクライエントでもその大きな違いを生む小さな ”変化の種” にスポットを当てることから始められた方ほど立ち直るスピードがケタ違いに早いことがわかっています。
     
     
     
    というわけで、
    忘年会やクリスマス、美味しい鍋のシーズンですが、あなたは、あなたが目指す目的のために、なににスポットを当てますか?
    ぜひ考えてみてくださいね。
     
     
    (P.S)目的達成するために、私の好きな言葉がありますので紹介させていただきます。
    『目的やなにか大切なことに取り組むとき、たとえあなたにすぐに挫折してしまう癖(くせ)があったとしても、何もしないより、何かした方がマシ。なぜなら、たとえ1分でも2分であっても、あなた自身に「考えること」を強いるから。』
     
     
    では、今日はこの辺で。
     
     
     
    ”より心豊かな人生とその向こう側へ”
    ハンモックカウンセリング
     
     
    ー佐藤マリオ