2015.2.9(月曜日) NHKクローズアップ現代『愛着障害』について取り上げられました。
子育てや親子関係、いじめ、不登校、ひきこもりなどを取り扱う場合、必ずついてまわってくるのが「愛着」の問題です。
ついに『NHKクローズアップ現代』でもとりあげられるほど深刻な社会問題にまでなってしまったのか〜と深刻さを感じます。
この「愛着」について取り扱う際にこれを「問題」として見ることは簡単です。ただどんなことでもそうですが、「問題」とはいったいなんでしょうか?
「問題」=「誰かが困っていると捉えている事象」
この場合、「誰か」とはいったい誰のことでしょう?
『愛着障害』の問題と一言で言ってもそれぞれの立場や環境によって誰の問題なのか?
共通しているとは言いがたい部分があります。
『困った人は、困っている人』
周囲から見て「困った人」と見られている人は、何らかの課題を抱えている人
困っている人は「親」なのか?
困っている人は「こども」なのか?
困っている人は「医師」なのか?
困っている人は「教師」なのか?
困っている人は「保護施設のスタッフ」なのか?
困っている人は「近所の人」なのか?
困っている人は「親類の人」なのか?
ほんとうに一番苦しんでいる人に手を差し伸べないで誰に手を差し伸べるのか?
一番苦しんでいるのはおそらくこども自身。
そしてそうなってしまったことでどうしていいか分からず迷路に迷い込んだ親。
どちらにも救いの手が必要。
不登校やひきこもりについて、誤解を恐れずに言うならば『愛着問題』は「問題」ではないと考えています。
なぜなら・・・
「問題」ではなく ”親子の絆を取り戻すチャンス” と考えているからです。
問題の事象に眼を奪われるのではなく、出来事から学んでいく事で多くの家族が絆を深め互いを思いやり本来あるべきそれぞれの家族に変化しています。
もちろんすべてのケースに関われるわけではありませんし、100%解決できる、という奢った考えからそう言っているのではありません。
ネガティブな面ばかりを取り上げてみても実際に変えることができるのは当事者である親子にしか変えることはできない。つまり親がこどもの声に気付き目の前の現象に囚われる事なく向き合う覚悟があれば、事態を好転させるための原動力になりうるという事なのです。
⚠️(親御さんがいない場合は保護者代わりもしくは親代わりの方ということになります。)
どこでその根を断ち切るのか?
それは親が気付いた時。そのときがチャンスになるのです。
”思い立ったが吉日” という言葉があるではありませんか。
いま気付いたのなら決して遅くはありません。
自分を責めたり嘆いていてばかりでは何も変化を起こすことは出来ません。
”思い立ったが吉日”
いま行動を起こすときです。
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不登校になる前に
ひきこもりになる前に
できることが必ずあります。
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佐藤マリオ
ハンモックカウンセリングは『不登校ひきこもり児童生徒のマンツーマンサポート』『学校や教育委員会との折衝や橋渡し学校の紹介』『英語などの教科サポート』など『親子の覚醒』と『家族の絆再生』に尽力しています。
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