ハンモックカウンセリングは こどもたちと親御さんの強い味方です!!
私たちハンモックカウンセリングは、次の3つをサポートの基本方針として活動しています。
⑴ 家庭を訪問し、教育・自立支援を直接行う「アウトリーチ」
⑵ コミュニケーションやソーシャルスキルのトレーニングの場としての新しいタイプの「フリースペース」
⑶ 働くための自信や意欲、動機を付与する事を目的としたジョブトレや、働くことにつながるための学習支援等の「個別プログラム」
私たち2人でサポートしています。
不登校ひきこもり専門なので、聞きづらいことも遠慮なくどうぞ。
親子の心の絆の再生のことなら、専門家にお任せ下さい。
《ハンモックカウンセラー不登校ひきこもり問題心得》
通常、カウンセラーは、カウンセリング技法によって心の問題解決を図ります。
これに対してハンモックカウンセリングの専門カウンセラーは、不登校ひきこもり問題に対して、より包括的な支援方法をとります。
通常、心理カウンセリングにおいては、問題はこどもの内面=心理にあると考え、心理的な葛藤を心理療法によって解きほぐしていきます。
ハンモックカウンセリングの専門カウンセラーは、問題は子供の環境。または環境への不適合と考えてます。
そのため問題解決に際しては、こどもと環境の双方を視野に入れ、状況に応じてこどもをエンパワーしながら、環境の改善も図っていきます。
こどもと環境の両者に働きかけることによって、それらの間にあって関係調整や仲介、連携・代弁=権利擁護などの機能が重要となってきます。
またこどものニーズに応える資源がない場合には、資源を創りだすこともしていきます。
こどもを取り巻く環境要因すべてについて包括的な支援が必要と考え、親御さんの心の支援や誤った愛情の伝え方を修正する親トレによって環境が整えられると考えています。
このように活動の幅が広いのは、こどもと環境の相互影響に注目するからです。
《ハンモックカウンセリング専門カウンセラーの基本的な姿勢》
・一人ひとりのこどもを個人として尊重します。
・お子さんのパートナーとして一緒に問題解決に取り組みます。
・お子さんの利益を第一に考えます。
・秘密を守ります。
・問題よりも可能性に目を向けます。
・自立を前提に物事を自分で決めるようにサポートします。
・個人に責任を求めるのではなく、環境との相互影響に焦点を当てます。
《ハンモックカウンセリング専門カウンセラーはこんなことをしています。》
・こどもの話に真剣に耳を傾けます。
・お子さんの気持ちにとことん向き合い続けます。
・一緒に活動します。(英会話・旅・各分野のプロフェッショナルとの交流・スポーツ・キャンプ・料理・陶芸・楽器演奏・林間合宿・表現・絵画・変身計画・パーティ・面接練習・論文講習。。。)
・勉強がしたい場合は手伝います。各専門家実践講習(各教科・エコツーリズム・マクロビオティック・健康・ハーブ・絵画・陶芸・お金・お仕事体験・音楽理論・農業実践。。。)
・親との間に立って、気持ちを代弁します。
・学校との間に立って、調整や仲介をします。
・地域や独自のネットワークを通じていろいろなサポート資源を紹介します。
・必要な情報を提供します。
※すべてのお子さんに対して復学を前提としたサポートは行っていません。復学を強く希望しているお子さんには復学支援を行っています。あくまでもお子さんの心の状態を最優先しています。
※普通校の不登校や引きこもりさんだけでなく、特別学級のお子さん、フリースクール、通信サポート校へ通われているお子さんのサポートも行っています。
※不登校や引きこもりは小中高校生に限ったものではありません。大学生、大学院生のお子さんのサポートも行っています。
※またお子さんを取り巻く保護者様やご夫婦関係のサポートも行っています。
ハンモックカウンセリングは子どもの健全育成を目的に設立されたで不登校、ひきこもり、非行等不適応問題を抱える子ども達やニート、フリーター等若年者の自立支援に取り組んでいます。
設立以来、『人と関わりを橋渡しすること』を軸に、アウトリーチ(訪問支援)活動を中心に、フリースペースの運営、就労支援、体験学習やスポーツイベントの開催、子育てに関するワークショップ、支援ネットワーク整備事業等、さまざまな活動で家庭教育をサポートしています。
ハンモックカウンセリングは、お子さんの直接的なこころのケアとお子さんを取り巻く環境のリノベーション(再構築)が最優先と考えています。さらにお子さんとの直接的な関わりを増やしていくことの大切さを日々痛切に感じています。
以下は、ある有名な教授と30代のひきこもりのお子さんを抱える親御さんのセミナーを聴講した時の話です。
…………………………………………………………………………………………………………………不登校からひきこもりになったお子さんの保護者様で8年以上、某有名国立大学教授のカウンセリングを受けている親御さんがいるのですが、某大学教授先生はお子さんとは一度も会っていないというというのです。
某大学教授の先生が言うにはそのひきこもりさんは「2階の自分の部屋から外に椅子や本などを投げ捨てたり、荒れると手がつけられない。そんな中、親御さんはよくやっていらっしゃる。」というのです。
(まず私たちは大学教授の先生が親御さんのカウンセリングを8年間も継続してして、こどもと一度も会っていない、ということに驚きました。・・・)
さらに「親は自分たちがしたことを反省し、カウンセリングを受けて変わってこられた。」とねぎらっておられましたが、こどもの状態は何も変わっていない。というのです。
…………………………………………………………………………………………………………………
(本当にそれでいいのか?と腑に落ちないまま話は終わりました。)
お子さんとの直接的な関わりなしにお子さんの状態が改善するとは考えにくい。少なくとも私たちは苦しんでいるお子さんを放っておくことはできない。
私たちはお子さんと直接お会いして人間関係を築く事が最初の一歩だと考えています。
お子さんの状態によって、対処法はすべて違ってきます。お子さんと直接お会いして、お話しすることで言葉だけでなく、言葉にならない部分も分かるのです。
好きなこと、嫌いなこと、興味があること、関心がないこと、悩み、苦しみ、傷み、相談したいこと、などなど。
実際にお子さんと直接お会いして接していく間に、根っこのところに気付きます。
親御さんは自身の両親から価値観や考え方を受け継いでいます。
その親御さんが自身の両親から受け継いだ価値観や考え方をすんなり受け取ることができるお子さんと受け取ることで親御さんの理想のお子さんになることができずに苦しむお子さんとに分かれます。
親御さんとお子さんとの不具合を解消するために、親御さんの愛情の伝え方のトレーニングをする必要性を痛感してきました。
不登校ひきこもりで苦しんでいるお子さんにとって、親御さんの自分を分かろうとしてくれる愛情こそが、不登校引きこもり問題から脱出するための第1歩となっています。
それが環境のリノベーション(再構築)になります。
今までに自治体主導の再登校支援教室や不登校・ひきこもりの居場所スペース、有名なフリースクールや公立私立の小中高校、通信サポート校に行ったことがあります。
概して、こどもたちの元気がないところは皆一様に雰囲気が暗く、サポートする方、先生方も閉鎖的でよそよそしく排他的な印象が強い。言葉は悪いが、こんなところにいたら、ますます気が滅入ってしまう。
こんな退屈なところにいるくらいなら外で遊ぶとか、こどもとお話するとか、放っておくくらいなら好きなことを一緒にするとか、ネットの世界に縛らせておくくらいなら、行ってみたい場所に行くとか、会いたい人に会うとか、具体的にやってみたかったことについて調べるとか、運動するとか、いくらでも方法はあるはずです。
彼らがなぜ現実から目を背けてしまうのか。それは現実がとてつもなく危険で不安な場所であり、孤独で退屈で面白い仲間が見つからないからです。
不登校やひきこもりになるこどもはそうなるまでに、相当につらく悲しい思いや、とても寂しい思いをしています。
心の中は、仲間が欲しい、助けてほしい、と声にならない心の声で叫び続けているのです。何者でもない自分を知ってほしい、何も持っていない自分を認めてほしい、自分がいったい何者か教えてほしい!
これが生きる原動力になります。
こどもは安心・安全な人や環境の元ではじめてリラックスし、自分を解放することが出来ます。
そのままの存在を認められることで自分自身を認めることが出来るようになります。すべてを肯定的に受け止められ、社会生活を営む他人から認められることで、自分自身の可能性に気づくことが出来るようになります。
自分でも驚くような才能に出会うことだってあります。こういう可能性を摘み取ってしまうサポートは本当にもったいないです。
様々な制限の中で、こどものために選んだ今行っている所以外分からないし、ここしかないから仕方がないとあきらめている方もいらっしゃるかもしれませんが、暗くて、閉鎖的で、排他的な居場所は現実の社会(世界)から、遠ざけています。
こども一人ひとりと自由なコミュニケーションができ、明るく、開放的で、社会とつながれる居場所を選んでください。
とりあえず、居場所が出来たら、それで終わりではなく、そこからが始まりです。
お子さんとご家族を社会とつながり、次のステージにつなげていく。それが私たちが目指す結果です。
Copyright (C)2009-2018 Hammock counseling. All Rights Reserved.