あきらめることの大切さ

ハンモックカウンセリングの佐藤マリオです。


すっかり春の陽気になって参りました。今日は雨模様ですが、昨日は花粉の飛散なのか?それとも黄砂?PM2.5の影響なのか?鼻水が止まらず大変でした。みなさんの地域ではいかがですか?


ここの所の私は、面談や電話相談をさせていただいたり、色々と仕事の打ち合わせをしたり、無事卒業を迎えた生徒のお祝いをしたり、学校へ連絡したり、あらたに親子の絆を再生するためのプログラムを作成したりしていました。

 

でも、今回のブログでも皆さんの学びになるように気持ちを込めて書かせて頂きました。

★あきらめることとは?



これはわたしからの手紙(想い)と思ってをお読み下さい💘



この手紙では、


 ・お子さんの不登校やひきこもりの状態を解決していきたい、

  現在の苦しい状況から、早く元気になってほしい。


 ・どうやったらこどもの不登校やひきこもりは解決される

  のだろう


 ・具体的な不登校・ひきこもり解決法を知りたい学びたい


といったように思っていらっしゃる方々へ向けて書かせて頂いています。

一番はじめにあなたにお聞きします。


あなたは本当の意味で不登校・ひきこもりを解決法していくには

どうすればいいのかと思われていらっしゃいますか??


私はこれまでカウンセラーとして、多くの不登校やひきこもり

のことで悩んでいらっしゃる方々に真剣に向き合い、導かせて頂いて

きました。


その経験からも思うのですが、きっと、お子さんの不登校や

ひきこもりの解決方法にも様々な意見や考えがあるかと思います。


そもそも解決ってどういうこと?

というご意見ももちろんあると思います。


そしてその答えに「正しい・間違い」ということはないのかも

しれないとも思っています。


実際わたくし自身の個人的ネガティブな状態から覚醒した体験だけでなく、心理学やさまざまなジャンルからたくさんのことを学ばせて頂き、、また仕事していく中でひきこもりの経験者として、アプローチ方法がたいへん素晴らしいものだと思ったものも、それはちょっと違うんじゃないかな~と感じるものまでいろいろありました。


このような中で、わたしがひきこもりの経験者として、カウンセラーとして不登校・ひきこもりの問題のご相談をお聞きし、解決へと導かせていただいてきた経験とその体験から導き出された方法を、この手紙ではお伝えさせて頂きたいと思っています。

そしてまず一番はじめに、お子さんの不登校・ひきこもりが解決される為に、最も大切な秘訣をお伝えさせて頂ますね。


最も大切なこと、

 

“お子さんの不登校・ひきこもりが解決されていく為の秘訣”とは、

 

実は、「 あ き ら め る こ と 」なんです・・・。

ひとを揶揄(からか)うんじゃない。と怒られてしまった方もいらっしゃるかもしれませんが・・・


  ・あきらめること の意味とは?


 

いきなりあきらめることと言ったので、


もしかしたら


驚かれたり、怒られたりされた方もいらっしゃるかもしれません・・・。



しかし あきらめる とは、お子さんの存在をないものだと思えといったように

あきらめるだとか、もうお子さんの将来をあきらめるだとか、そういうことでは

ありませんのでご安心下さいね。


ここで言うお子さんのことを“あきらめること”の意味とは、


「親御さんの思い通りにお子さんが成っていくことや、

 親御さんの望んだり想定しているような方向にお子さんが

 向かっていくことをあきらめる」


 という意味です。


しかし、多くの不登校やひきこもり状態のお子さんがいらっしゃる親御さんは、


 “学校へ行ってくれること” や “ひきこもりから抜け出ること” 

  

    または 

 

 “仕事をしてくれること”



などを


“治ること” “改善されること” 


といったように、考えていらっしゃる場合が、

私のカウンセラーとしての経験では大変多かったのです。


つまり、親御さんの望んでいる姿にこどもが成ることが治ることだと捉えてしまわれている訳です。


そしてそのように捉えてしまうということ自体も、いけないことではなく、それはその親御さんがこれまで歩まれてきた人生の中では当たり前のことのように考えられたことだと思われますので仕方のないことなのです。


しかし・・・


そのように、“お子さんが改善された姿”を親御さんが、意識の中で決められていらっしゃるうちは、お子さんが良くなっていくことはまずありません・・・。


なぜならそれでは、「お子さんのありのままの存在」を

受け容れていないことになるからなんです・・・


そして、その「受け容れていない」ということは、言葉でどんなきれいごとを話そうと伝わってしまっているので、受け容れられていないと感じたお子さんは、


 「こんなことをする僕(私)でも受け容れてくれるの?」


っという想いから、状態が改善されていくどころか逆に行動や状態がエスカレートしていくケースが、わたしの経験では多くあったように思います。

 

 


そして、わたしがこれまで多くの不登校ひきこもり相談で関わらせて頂いてきて感じることは、本質的に全く同じようなことをお伝えしても、お子さんの状態が良く成っていった方と成っていかなかった(あきらめてしまった)親御さんの決定的な違いとは、


親御さんの望んでいる姿にお子さんが成ることが治ることだと思い込んでしまわれているか、そうではないか(考え方を変えられていかれた方)


という違いでした。

 

まさにこれが “違いを生む違い” でした。


ですから、もしあなたが今も、お子さんの問題のことでお悩みなら、


 “お子さんの状態を親御さんの思った姿になること=改善した状態”


っと思われることを手放して、お子さんが現在、不登校であってもなくても ひきこもっていてもいなくても、そのことにご自分の存在まで揺さぶられないように、精神的な自立をされていくことをわたしは親御さんにお勧めしています。


なぜなら、少し厳しい事を言ってしまいますが、お子さんに対して、これまで条件をつけて、「良い・悪い」の判断で関わって来られてしまった部分があるからこそ、そしてもう、その価値観に耐えられなくなってしまったからこそ、お子さんが不登校やひきこもりの状態に成られている部分があるからです・・・。


 ※厳しいことを言うようですが、お許し下さいね。



なぜ、このような事実をお伝えさせて頂いたのかといいますと、このことは、お子さんの不登校やひきこもりが解決をされていく為には、大きなキーポイントで大切なこととなるからなんです。


というわけで、まず不登校ひきこもり状態の解決のために大切なこのことをお伝えさせて頂きました。

明日は『不登校ひきこもりのタマゴ勉強会』

第2回のテーマは『不登校ひきこもりになりやすいこどもの傾向性』

です。


さまざまな気づきあり、目から鱗が何十枚も落ちると思います。

参加をご希望の方はコチラまでお申込み下さい。

 

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ハンモックカウンセリング

佐藤真理音(マリオ)

ハンモックカウンセリングは『不登校ひきこもり児童生徒のマンツーマンサポート』『学校や教育委員会との折衝や橋渡し学校の紹介』『英語などの教科サポート』など『親子の覚醒』と『家族の絆再生』に尽力しています。

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